愛知平日オフ「めざめの方舟」犬バージョン観賞(ネタバレなし)

第一関門 バス停への道のり

お花見オフの時に利用したハイウエイバスのバス停を利用することにしたが、実はバス停までの所要時間をよく覚えていない。微かな記憶が45分とかいう数字をチラつかせる。しかし、それではいくら何でも掛かりすぎだし、早朝なのでバスの時刻の45分前に家を出ることにする。が、10分近く出遅れてしまった。それでも、なにぶん早朝なのでスムーズに走れる。峠も攻めたせいか(少しだけよ)、20分も掛からずに到着。…時間余った。【覚書:Y停留所ルートA、距離15.8km・所要時間(平日早朝)20分弱】

第二関門 ハイウエイバス 

始発のバスに乗ったが、平日なので新御堂の渋滞が心配だ。でも新幹線は自由席だし、集合時間もないので、最悪、到着時間が遅れるだけのこと…(だけ?)。渋滞のピーク直前の時間帯だったので、何とか通常の「遅れ」で到着。新大阪−名古屋間52分のひかりちゃんに乗車できた。【覚書:7時55分新大阪着】

第三関門 JRエキスポシャトル

名古屋駅から万博八草駅まで、JRエキスポシャトルに乗車。ギュウギュウ詰めというほどでもないが、フツーに満員電車。…もう途中の駅からは乗ってくんな、って感じ。万博八草で駅から出るときは、シャレにならん状況に。

第四関門 リニモ乗り換え

駅の外で列を作る。明らかに「愛・地九泊オフ」の時よりも列が長い。途中で列を離脱してトイレ等に行く人は整理券を貰って行かなければ列に戻れない…。利便性だけでいうと、乗っても余り面白くないリニモなんかを敷くよりは、JRを延長させて、JRエキスポシャトルを直通させたほうがよかったよなぁ。ここで30分ほどロス。

第五関門 会場ゲート前、手荷物検査

明らかに「愛・地九泊オフ」の時よりも列が長い。てか、前は特に待ち時間ってなかったような…。まー、並ぶ事自体より、電車に乗り込む時のように、後から肘やカバンで押してきたり、異常に接近して立つ人の方が不愉快だったけどねー。

第六関門 整理券配布 

名古屋駅を出発したのは前回よりも随分早かったはずなのに、会場内に入れたのは同じぐらいの時間だった。11時16〜7分に「夢みる山」前に到着。整理券の「次回配布16:00」の看板を見て、頭の中が真っ白になる。17〜8時には会場を後にする事になっているのに、これって観ずに帰らなければならない…という状況もあり得るのでは?? という考えが頭をよぎる。


でもまぁ16時には、いくら何でも時間があり過ぎるので、一旦「夢みる山」前を離れる。前回、帰った直後に出渕デザインロボの在り処が判明したので、とりあえず行ってみる。しかし当然ながら、そんなものが観れるような状態な訳もなく、ムダに体力を消耗して戻ってくる。


13時頃、整理券の配布場所辺りに、待機しているのか休んでいるだけなのか、よくわからない人たちが座り込んでいる。その場を離れることもできず、決意の確認と今後の方針を決めていると、突然女のコに声を掛けられ、「観れなくなったので使って下さい」と16:15のスロープの整理券を貰った。ラッキー!! 最悪の事態は避けられた。順序が逆になるが、あとはアリーナの整理券を確保するだけだ(だけ?)。しかししばらくすると、係員に拡声器で「ここは休憩場所ではありません」と蹴散らさせる。柵の内側に入って、最初に目を付けられたアイツが悪いんだ(ていうか責任転嫁?)。
せめて配布場所が目に届く場所に居たかったが、そういう訳にも行かなくなり、後ろ髪を引かれながら現場を離れる。14時50分、辛抱堪らなくなって1人ででも戻ろうと思ったが、2人で戻ることになる。すると、配布場所が準備されており、もう既にかなりの列ができている。目の前が真っ暗、頭の中が真っ白に。私は朝の4時半に起きて、何の為にここまでやってきたのか。
しかし惚けている場合ではないので、朦朧としながら列の最後尾を探す。やがて柵の中に何十人かの単位で分けて整列させられ、Bブロックの最後尾辺りになる。この辺りから心臓が変な風に脈打ちだし、胸が苦しくなってきた。放心しつつも、「胸が苦しくなる」とはこういうことか、と頭の隅っこで考える(これを書いていたら、また心臓がバクバクしてきた)。
15時半頃、配布が始まるが、Aブロックへ配布し終わった頃には、アリーナは終了したと叫んでいる。予想はしていたが、覚悟はできていない。でもどうしようもなく、16:30のスロープの券を受け取る。今度は頭がガンガンしてきた。*1そのままさらに放心していたが、見知らぬお姉ちゃんのお陰で2回観れる訳だし、と自分を説得。

第七関門 移動

16:15の回。「正面」に近い辺りだったので、壁に映っている映像がよく見えない。
これが終わるとすぐに16:30の回なので、即行で移動しなければならないが、出口のすぐ外で人がたむろしていて、急げない。人を掻き分けて行くほどのスペースもないので、もたつく。


入り口にたどり着くと既にみんなの入場は終了していた。ドアを開けてもらって入っていくと、最後尾は柱や機材で少し観辛そうな位置なので、人の頭越しに見るつもりで立っていたが、さらに後から入ってきた人と共に、前の方へ案内してくれた。最後が少し観辛かったが、1回目とは違う角度で観れていい感じだった。

第八関門 再びリニモちゃんとその後

帰りにリニモに乗ろうとすると、またまたエライ行列が。これも前はそんなに並ばなかったような…。しかしギリギリのところで夕立は回避。万博八草でJRに乗り換えるときには、ホーム(それも結構幅が広い)にも吹き込んできており、少し雨がかかったが。


帰りのJRエキスポシャトルは割と空いていて助かったが、黙っているとドンドン落ち込んでしまう。それに頭痛が続いていたので、段々気分が悪くなってきた。最後の2,3駅だけ座って、何とか吐きそうにならずに済んだ。<オイ




…第五関門までは冷静に書けたが、第六関門でキーーッと熱くなって、長くなってしまった。あーマジで熱出てきた。

整理券を譲ってくれたお姉さん、本当にありがとう。私がまだ生きているのは、あなたのお陰です。そうでなかったら、きっと万博会場で野垂れ死んでいたことでしょう。

*1: この時は帰りの時間の関係で、これ以上観るのは無理だと思ったが、そんなこと無視して整理券を貰ってすぐにもう一度並べばよかったのでは…。